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弊社セキュリティリスクに関するお知らせ(追記版)
昨日掲載した「PHPの脆弱性に関するお知らせ」に続き、Java・Node.js・GitLabで公表されたセキュリティ上の問題と、弊社の対応状況についてご案内いたします。
【弊社制作サイトへの影響と対応状況】
現在公開・運用中の弊社制作サイトについて、今回公表された問題による影響がないことを確認しております。
Node.jsについては、検証環境でセキュリティ修正版へ更新し、動作確認を完了しました。
なお、昨日お知らせしたとおり、現在公開・運用中の弊社制作サイトではPHPを使用しておりません。
【今回公表された問題について】
1.Java:通信相手の身元確認に関する問題
Javaは、Webシステムなどのプログラムを動かすために使われる技術です。
Oracleは10月21日、eMudhraという認証局に関連する一部の証明書を信頼しないようにするJavaの更新を公開しました。問題の識別番号は「CVE-2026-91403」です。
証明書は、インターネット上で通信相手が本物かどうかを確認するための「身分証明書」のようなものです。この確認に問題があると、偽の通信相手を本物として扱い、通信内容の盗み見や書き換えにつながるおそれがあります。
Oracle公式のセキュリティ情報:
https://www.oracle.com/security-alerts/alert-cve-2026-91403.html
2.Node.js:圧縮データの処理や通信相手の確認などに関する問題
Node.jsは、JavaScriptのプログラムをサーバーや開発用のコンピューターで動かすためのソフトウェアです。Webサイトの処理だけでなく、サイトを制作する工程でも使われます。
10月21日の更新では、圧縮されたデータを元に戻す処理や、通信相手の証明書を確認する処理など、複数の問題が修正されました。
このうち「CVE-2026-111497」は、細工された圧縮データを処理した場合に、決められたメモリの範囲を超えてデータを書き込み、意図しないプログラムの実行につながるおそれがある問題です。
Node.js公式のセキュリティ情報:
https://nodejs.org/en/blog/vulnerability/october-2026-security-releases
3.GitLab:開発管理サーバーで不正な処理を実行されるおそれがある問題
GitLabは、プログラムのソースコードや変更履歴、テスト・公開作業などを管理する製品です。GitやGitHubとは別のものです。
10月21日に修正された「CVE-2026-110264」は、文字列を特定のルールで検索する仕組みに細工されたデータを渡すことで、条件によっては、ログインしていない外部の人がGitLabサーバー上で不正なプログラムを実行できるおそれがある問題です。
公開サイトの表示に直接使っていなくても、開発や公開作業で利用している場合は確認が必要です。
GitLab公式のセキュリティ情報:
https://docs.gitlab.com/releases/patches/patch-release-gitlab-19-5-1-released/
これらは脆弱性の公表であり、対象製品を使うすべての環境で被害が発生したという意味ではありません。影響は、バージョンや使用する機能、設定などによって異なります。
【対象製品を利用している方へ】
1.公開環境と開発環境の両方を確認してください。
公開サーバーに加え、開発用のパソコンや、テスト・公開作業を自動化する環境も確認してください。別のシステムに組み込まれている場合もあるため、不明な場合は制作会社や管理会社に相談してください。
2.公式案内に従って修正版を適用してください。
Javaは、使用しているJavaの提供元に、今回の証明書問題への対応状況を確認してください。Oracleは、すぐに更新できない場合の対処方法も案内しています。証明書の確認機能を無効にして回避することは避けてください。
Oracle公式の対応案内:
https://ops.java/emudhra/
Node.jsの今回の修正版は、22系が22.23.4、24系が24.22.1、26系が26.12.1です。サポートが終了した系列を使用している場合は、サポート中の修正版への移行が必要です。追加パッケージの更新だけで、Node.js本体の更新が済むわけではありません。
Node.js公式の修正版案内:
https://nodejs.org/en/blog/vulnerability/october-2026-security-releases
GitLabを自社サーバーなどで管理している場合は、対象バージョンと更新手順を確認し、速やかに修正を適用してください。GitLab.comについては、提供元が修正済みと案内しています。
GitLab公式の更新案内:
https://docs.gitlab.com/releases/patches/patch-release-gitlab-19-5-1-released/
3.更新後の動作と、過去の利用状況も確認してください。
更新前には必要なバックアップを取得し、更新後はシステムの起動、ページ表示、フォーム、外部サービスとの接続などを確認してください。
修正版への更新と、過去に不正なアクセスがなかったかの確認は別の作業です。影響する環境を運用していた場合は、管理担当者にアクセス記録などの確認も相談してください。
※本お知らせは、2026年10月23日時点の公式情報および弊社の確認・対応状況に基づいています。
